アニメ虹ヶ咲8話の劇伴についての話
どうもこんにちは、そう.です。
今回もラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ最新話の劇伴について記事を書いてきました。8話はしずくの心に抱え込んでいた悩み、苦しみが描かれ、それを一歩乗り越える様子が描かれたと思います。今回も劇伴がアニメ内で何曲使われたのか、どの時間帯で使われたのか…等について書いているのでよろしくお願いします。
・8話において使われた劇伴の曲数とその時刻
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ8話においては、合わせて13曲の劇伴が使わました。新規の劇伴が7曲、これまでも使われた劇伴が6曲で、前回と同じで半々ずつです。
以下にアニメのどの時間帯で使われたのかと使われた劇伴について自分が感じたことなどを書いていきます。
※注意
以下の文で記載している劇伴が流れる時刻は動画配信サイト「dアニメストア」での再生時刻を基準としています。皆さんが見ている動画配信サイト等によっては若干のズレがある可能性があるためあくまで参考としてください。また、登場するキャラクター名については敬称略と致します。
- #1 0:08~、17:46~
- #2 0:47~
- #3 4:33~
- #4 5:55~
- #5 6:59~
- #6 8:58~
- #7 10:27~
- #8 11:37~
- #9 13:53~
- #10 14:46~
- #11 16:48~
- #12 16:48~
- #13 21:07~
#1 0:08~、17:46~
8話最初の劇伴は本編8秒ぐらいから流れます。また、アニメ後半部分でも同じ劇伴が流れます。しずくの主演舞台のプロローグ部分ですね。上手くは言えないんですけど音の感じと雰囲気が本当に舞台の劇伴って感じがします。
ここで一つ疑問が浮かぶのですがこの序盤の舞台、初見で見たときは果たして現実なんだろうかと思いました。この世界でしずくが演じている「舞台」なのかしずくの心の内を「舞台」として表現したものなのか…。序盤と終盤で出だしが同じセリフなのもまた悩む理由ですね。違いはセリフを言いきった後に仮面しずくが出るか出ないかなのが判断を難しくさせていました。
自分の中では序盤のこれもこの後出てくる舞台としての演出も空想の出来事なんじゃないかなと思っています。しずくの心の内を舞台といく形式で表現したものだと考えています。
予想タイトルは「プロローグ」です。
#2 0:47~
スクールアイドル同好会のメンバーが新聞部のインタビューを受けている場面で流れていました。穏やかでゆっくりめな感じの音がする劇伴で、緩やかな日常を感じる劇伴ですね。
ここでのしずくのインタビューを聞いているとスクスタでの彼女のスクールアイドル像を継承しているように感じました。元々の設定を生かしたキャラ設定を描いているアニメスタッフには感謝ですね。
#3 4:33~
みんなで校内新聞を見ている場面で流れていました。この劇伴使われるの久しぶりな感じがしますね。この場面、しずくが普段と違う様子、一瞬見せた不安な表情に唯一気付いていたのがかすみでしたね。ここからこの2人の中の良さが伝わってくる感じがしました。
#4 5:55~
しずくの心の内を描いた舞台その①で流れていました。迫りくる感じのする音が印象的でこの場面にて仮面しずくが言っていたしずくの心の暗い部分を強調しているように感じました。
このシーンは実際の舞台の一場面ではなく、しずくの心の内を舞台として表現したものに感じました。仮面しずくのセリフから、彼女は幼いころより「変な子と思われたら嫌だ」という気持ちから本来の自分を隠すようになったことが窺えますね。まさかしずくにこのような面があったとは…と驚きましたね。
予想タイトルは「偽りの自分」です。
#5 6:59~
かすみ璃奈がしずくを捕まえて遊びに引っ張っていく場面で流れていました。これはこれまでも使われてた劇伴です。璃奈が他の子の為に璃奈ちゃんボードを作っていたのが新鮮に感じました。
ここで気になったのが璃奈ちゃんボードの色のチョイスですね。自身の時の色はピンク、しずくに着けたときは茶色だったので髪の色で使い分けているんですかね?そこに璃奈のこだわりが感じられますね。
#6 8:58~
映画のポスターを見ていたしずくに璃奈が話しかけた場面で流れていました。これも既出の劇伴ですね。3話のせつ菜視点での旧同好会の回想シーンで使われてた曲です。今回フルで使われたような感じがしますね。
ここの場面でしずくは璃奈に自分の心の内を少し話しましたね。演じているときは桜坂しずくを忘れられるってセリフはとても重い一言だと感じましたね…。その後この2人のやり取りを見てたかすみ励まそうとするのが良かったなって思いました。6話の時にも書きましたがみんなが1人を支えるっていうのがラブライブ!らしくて良いですね。
#7 10:27~
しずくの心の内を描いた舞台その②で流れていました。短めの曲ですが途中途中に鳴り響く重低音とオルゴールの音、ヴァイオリンの音がこの舞台の重苦しい雰囲気、そしてしずくの抱えている悩みを表現しているように感じます。
ここの劇伴が流れる前でしずくが柱の前を通った後に場面転換をするのが演出上手いなぁって思いました。ここでの仮面しずくは本心を突き、本当の自分を受け入れるように促しますが…。予想タイトルは「出来ないよ…」です。
#8 11:37~
かすみと璃奈が校庭で話している場面で流れていました。この劇伴も久しぶりな感じがしますね。1話で侑と歩夢がベンチで同好会の話を始めるところ等で使われていた曲です。
この劇伴が使われている場面、璃奈がかすみに助言しているのがすごく良いなぁって思いました。以前自分が背中を押して貰えた璃奈が間接的にですが今度は背中を押す側になるのが対比になっているような感じがして良かったですね。
#9 13:53~
かすみに問い詰められたしずくが心の内を話す場面で流れていました。この劇伴はまるで一つの「曲」のような劇伴だと思いました。流れた時間も約3分で穏やかな音の前奏から始まり段々と盛り上がってサビに相当する部分に到達し、終奏で終わるっていう流れがあったように聴こえました。この音楽の構成、曲の盛り上がりはアニメ劇中においてのかすみとしずくのやり取りとリンクしていたようにも感じましたね。これは凄い劇伴だなって思います。
作中ではしずくが打ち明けた心の内に対してかすみが「何甘ったれたことを言ってるんだ!」って返しましたね。これはかすみにしか言い返せない言葉なんじゃないかと思いました。かすみとしずくに仲の良さもそうなんですがかすみのアイドルに対するスタンスも理由だと思っています。かすみのアイドルにおけるスタンスって快く思わない人も一定数いると思うんですよね。でもかすみはそういう人がいたとしても、何を言われたとしても絶対に自身の信念は曲げないキャラであると思っています。そういうスタンスを持っているかすみであるらこそしずくに対してああ言えると自分は思いました。
予想タイトルは「ありのままの私を」です。
#10 14:46~
藤黄学園との合同演劇祭開幕前の場面で流れていました。これは4話で愛がランニングに向かう場面で流れていた曲と同じですね。
ここでまたスクフェス発のキャラが出ましたね…! しかも2人!。スクフェス発のキャラにどんどん声が付いていくのが嬉しいですね。
同好会のキャラに目を向けるとメンバーからのメッセージカード、そしてしずくがつけているアクセサリーは同好会のみんなが作っていたものでした。今回は演劇部のステージですが、6話の時と同様に仲間の為に全力でサポートする同好会のみんなのALL FOR ONEな感じがとてもいいですね。
#11 16:48~
舞台の終盤に差し掛かる場面で流れていました。ピアノの穏やかな音色が美しい劇伴だと思います。
ここの場面、物語の起承転結でいうところの転に当たるシーンだと思うのですが、そこで今までの不穏な雰囲気からガラッと変わり、穏やかな雰囲気へと場面が転換しているように見えました。このシーンは自分の心の闇、もう一人の自分を受け入れるというシーンですが、これは劇であると同時に桜坂しずくという一人の人間の物語であると感じました。
予想タイトルは「本当の自分」です
#12 16:48~
演劇部の舞台が終わった後の場面で流れていました。音楽の雰囲気が舞台の成功を祝福しているような雰囲気の劇伴でしたね。
舞台終了後の新聞部のインタビューに対して「本当の私を見てください!」と答えるしずくに迷いはなくなっているように感じました。最後の笑顔は心に抱えていた闇を払しょくした証にも見えましたね。
予想タイトルは「成功した舞台」です。
#13 21:07~
藤黄学園の生徒がスクールアイドル同好会の校内新聞を見る場面で流れていました。既存の劇伴ですがさっきまでと打って変わって不穏な雰囲気の劇伴がチョイスされましたね。
果林のインタビューを見つめるのは綾小路姫乃ちゃんですね。彼女が果林に目を付けた理由は一体何なんでしょうか…?その答えは次回ですね。
以上になります。
今回、作中に出てきた舞台のような演出を実際の舞台ととるか心の内を舞台として表現したととるがで人によって見方が変わってくる回じゃないかと感じました。故に今回記事にするのが難しかったです。
そして次回の果林回はまたスクフェス発のキャラがストーリーに大きく絡んでくる予感がしましたね!個人的にこういう形でスクフェス発のキャラが描かれているのは凄い嬉しいです。次回も目が離せませんね!
それでは、また次の記事で。